肩こり・首こりの原因・状態・対処法について

肩こりは大きな病気のサインの場合も

　高血圧や更年期障害、心筋梗塞、狭心症などの病気の症状として、肩こりの症状があらわれる場合があります。長引く肩こりの陰には、重大な病気が潜んでいる可能性があります。このような場合や肩こり以外の症状に気づいたら、早めに医療機関を受診しましょう。

肩こり・首こりの治療

　病院では、鎮痛剤が湿布薬・塗布薬として処方されることが多いようですが、血行不良の場合は温湿布で患部を温めて血流の改善を促す治療方法をとることがあります。また状況により内服薬として、ビタミン剤、消炎鎮痛剤、筋弛緩剤、抗不安薬、また漢方薬が処方されることがあります。
　なお薬剤以外にもマッサージ療法、運動療法、温熱療法などがあり、薬による治療だけでなく他の治療方法、特にストレッチなどの軽い運動と併用して対処することが効果的だとされています。このサイトではこのような方々に人気のある磁気ネックレスについての情報を掲載していますが、治療効果を保証するものではありません。ご興味のある方は製品情報を参考にすることができますが、医師の指導を優先してください。なお医師の治療を受ける際にはこれら薬剤以外の事についても相談してみてください。また、前述の通り肩こりは血圧の変動、心疾患、更年期障害などでも生じることがありますので、気になる場合はあわせて医師に相談しましょう。

　磁気ネックレスは、肌に直接着用することが想定された製品です。敏感肌の方は、薄手の下着やTシャツの上からの着用を検討してください。磁力は距離によって変わりますので、厚手の衣服の上から着用する場合は、磁力の影響が少なくなる可能性があります。ある程度の時間に渡って装着することが想定されているようです。このため、デザイン的にも使いやすい製品を選ぶとよいと思います。
　なお、就寝時の使用については、電気毛布、コタツ、ホットカーペットなど、長時間磁石が熱を帯びる器具との併用は避けることをおすすめします。また、就寝中はご自身で体調管理が難しいことから、就寝中の磁気ネックレスの装着はおすすめできません。加えて、就寝中の使用は、寝返りなどで製品に負荷がかかる場合がありますので、安全面の観点から避けることを推奨します。

　また、ペースメーカーなど磁気の影響を受けやすい医療機器を装着している方や、妊娠中、出産直後の方は、使用が禁止されています。また、何らかの治療を行っている方は、医師に相談の上で使用するようにしましょう。
　磁気ネックレスは永久磁石を使用しているため、半永久的に磁力の効果が持続します。ただし、磁気ネックレスのループ部分や留め具などは、使用方法や頻度により劣化は進みます。切れたり傷んだりした場合は、内蔵された磁石が出てきてしまうこともあります。ネオジム磁石など磁力の高い磁石は、誤飲による重大事故の恐れがありますので、メーカーに修理の相談をするかお買い替えください。

　磁気ネックレスは、一定時間の着用を想定した製品です。使用時間の目安は1日6～8時間程度とされていますが、効果の感じ方には個人差があります。つけっぱなしでも問題ないとされますが、使用にあたってはいくつかの注意点を守ってください。

個人の体調や健康状態

　使用前に自分の体調や健康状態に合っているか確認しましょう。体調に異常を感じた場合は使用を中止してください。ペースメーカーを装着していたり脳脊髄液短絡術用可変シャントなどを使用している場合などで磁気ネックレスが使用ができない場合があります。また悪性腫瘍がある方、心臓に障害がある方、妊娠中・出産直後の方、この他治療中の方は、医師に相談の上での使用が必要です。

肌への負担

　磁気ネックレスは多くの人にとっては安全ですが、個人差があります。長時間着けっぱなしにしても問題ない人もいれば、敏感な肌の人にはかぶれや刺激を引き起こす場合もあります。肌に違和感を感じた場合は外すことをおすすめします。

入浴時

　一部の磁気ネックレスは防水仕様ですが、全てがそうではありません。防水でないものをお風呂や寝るときに着けっぱなしにすると、磁石が錆びてしまうなど故障することがあります。メーカーのホームページや取扱説明書を参照して正しくお使いください。また、防水の製品でも、中性洗剤以外の洗剤（弱酸性や弱アルカリ性のボディーソープやシャンプーなど）は水でよく洗い流す必要がある場合が多いようです。長く使用できるよう、入浴時の使用は避けるほうがよいかもしれません。

就寝時

　磁気ネックレスは、就寝中に寝返りなどで製品に予期しない力がかかり、破損する場合があります。また、就寝中は体調の変化に気づきにくいため、安全の観点から就寝前には外してご使用ください。

　なお、磁気ネックレスの装着感には個人差があります。長時間使用すると、体が刺激に慣れたように感じる場合がありますが、これは自然な個人差の範囲です。以下の点が関係していることがあります。

慣れによる効果の減少

　磁気ネックレスの装着感は、身体が一定の刺激に慣れることで感じ方が変わる場合があります。特に同じ場所に長時間装着していると、刺激の感覚がやや鈍く感じられることがあります。

効果の感じ方

　磁気ネックレスの装着感や感じ方には、使用者の体調やその日の状態によって差があります。調子が良いときにはあまり変化を感じない場合もありますし、疲れているときや体調が優れないときには、装着感をより強く意識することがあるかもしれません。

一時的な効果の低下

　磁気ネックレスを長時間使用していると、一時的に装着感や感じ方が変わる場合があります。これは必ずしも磁気の影響が失われたわけではなく、体調やその日の状態により装着感を意識するタイミングが変わることが考えられます。
　装着感をより感じやすくしたい場合は、一度使用を休む、またはネックレスの位置や着用時間を調整することで、感覚が変わることがあります。装着感には個人差がありますので、自分に合った方法でお使いください。